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春が近づいてきました
2023 / 03 / 24 ( Fri )



皆さん、こんにちは。

春は「身体がだるい」「やる気が出ない」など

心身の不調を感じる方が多いようです。

春は1年のうちで寒暖差が一番大きく

気温の変化に対応するため、身体は交感神経の

働きが優位な状態が続きやすくなります。

この状態では、疲れがたまりやすく

免疫力が下がる、肩や腰が痛くなる

身体が冷える、寝つきが悪くなるなどの

症状があらわれやすくなります。

さらに、春は異動・転勤・新生活の始まりなど

生活が大きく変化する季節です。

普段より緊張する機会やストレスを感じる

ことが多く自律神経が乱れやすくなります

自律神経を整えるために

次のことを気を付けてみましょう。

○決まった時間に起床し、朝食を食べる

休日もできるだけ決まった時間に起床し

起きた後はカーテン を開けて

部屋に朝日が入るようにしましょう。

朝食を食べることは生活リズムを整えることに有効です。

○自律神経を整える作用のあるカルシウム

ビタミン、ミネラルを積極的に摂るよう意識する。

ビタミンC→果物、野菜、いも類 
ビタミンA→緑黄色野菜、卵、レバー

ビタミンE→ナッツ類、魚介類、アボカド

カルシウム→乳製品、豆腐、ゴマ、煮干し

○体温調節ができる服装を心掛ける

簡単に着脱できる薄手のシャツやカーディガン

などを重ね着し、ストールを活用しましょう。

カイロを常備しておくこともお勧めです。

○ストレスを解消させる

イライラなどのストレスは外出して

発散させましょう。

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ストレッチやウォーキングなど

身体を動かすことで気分転換を図ると

心身がリフレッシュできますよ。

季節による影響は避けられないので

日常にちょっとした工夫を取り入れ

春を楽しく過ごして下さいね。


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13:00:38 | 未分類 | page top↑
生活不活発病
2023 / 03 / 17 ( Fri )



皆さんこんにちは。昼間はポカポカ陽気で暖かく、

春らしいお天気が続くと思えば、夜は花冷えの

肌寒い日もまだまだあり、昼夜で気温差が大きい

今日この頃、体調は如何でしょうか?

さて、今日は「生活不活発病」について

お話ししたいと思います。


厚生労働省のガイドラインによると、

生活不活発病(生活不活動症候群)とは、

健康状態や加齢、ストレスなどにより、筋肉や

肺機能などを使用しないことで、生活が不活発

なことが原因で、全身の機能が低下することを

言います。

「使わない機能は衰える。」というのは常識ですが

全身の機能が低下することで、さらに生活が制限

されて悪循環に陥ってしまうことが多くなります。


1、筋肉の力が落ちたり関節が固くなったりする。

2、骨がもろくなる、心臓や肺の動きが弱まる。

3、周囲への関心や知的活動が低下したり、

「うつ」傾向に…


「年のせい」と思いがちな、色々な動作の不自由や

「衰えたな」と思うことは、実はこの生活不活発病

だということが多いです。また「病気のため」

と思っていることが、実はこの生活不活発病が

加わっている事があります。

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生活不活発病は防いだり良くしたり出来る病気です

「年のため」「病気のため」と諦めないことと、

生活行為の不自由がはっきりしないうちに、

生活不活発病を早期に見つけることが大事です。

それには次の2つを心がけましょう。

1) 「生活が不活発になっていないか」と自分の

生活を振り返ってみる。

2) 「少しでも難しくなった生活行為はないか」

と探してみる。

もし生活が不活発になったら、もう始まっている

のだと考えるぐらいにしてください。


生活不活発病が起きても、次のようにすれば

回復・向上できます。

1) 生活が不活発になった原因と状態を

見つけて活発な生活にする。

2) 難しくなった生活行為があれば、

「生活行為向上練習」を行ないます。

「生活行為向上練習」とは、実際の生活の場

(自宅内や周辺地域)で練習をするのが基本です。

それにより短期間で効果をあげることができます。


当院では、普段の生活の健康相談、リハビリや家庭

での運動の御指導なども行っていますので、積極的

に利用して頂き、生活不活発病を防ぎましょう。


12:00:00 | 未分類 | page top↑
2023 / 03 / 10 ( Fri )


皆さん、こんにちは。

春は寒暖の差が激しく、最高気温と最低気温

の差が10℃以上になる日もあり、

「身体がだるい」「イライラする」

「やる気が出ない」など心身の不調を

感じる方が多いようです。


これらの不調は寒暖差や環境の変化による

ストレスから生じる、自律神経の乱れが

原因かもしれません。

自律神経は生活する上で必要な循環・呼吸・

消化・体温調節などの制御を行います。

ではなぜ自律神経が乱れるのでしょうか?


春は1年のうちで寒暖差が大きく、

気温の変化に対応するため、身体は交感神経

の働きが優位な状態(緊張状態)が続きます。

この状態では、疲れがたまりやすく、

倦怠感・不眠・動悸など様々な症状が

あらわれます。

さらに、春は異動・転勤・新生活の始まり

など生活環境が大きく変化する季節です。

普段より緊張やストレスを感じることが多く、

交感神経と副交感神経(リラックス)の

バランスが崩れ自律神経が乱れます。


  自律神経を整える生活習慣


 ・決まった時間に起床し、朝食を食べる

起きた後はカーテンを開けて部屋に朝日が

入るようにし、朝食を食べることは生活

リズムを整えることに有効です。

 ・食事

自律神経を整える作用のあるビタミン・

カルシウム・ミネラルを積極的に摂る。


ビタミンC…パプリカ・ブロッコリー・いも類
 
ビタミンA…緑黄色野菜(人参など)・レバー

ビタミンE…ナッツ類、魚介類
 
カルシウム…牛乳・乳製品・小魚・大豆製品


 ・良質な睡眠をとる

就寝前に目元や首元を温めたり、スマホ・

パソコン(ブルーライト)を遮断するなど、

リラックスできる工夫をしてみましょう。


・体温調節ができる服装を心掛ける

簡単に着脱できるシャツやカーディガンなど

を重ね着し、ストールも活用しましょう。

また、カイロを常備しておくのもお勧めです。

  
 ・ストレスの解消

イライラなどのストレスは外出して発散

させましょう。

ストレッチやウォーキングなど身体を

動かすことで、気分転換を図ると心身が

リフレッシュできます。


季節による影響は避けられないので、

日常にちょっとした工夫を取り入れ、

春を楽しく過ごせるよう体調管理に

気をつけて下さい。


運動a

13:00:00 | 未分類 | page top↑
肺炎球菌について
2023 / 03 / 03 ( Fri )
3月に入り春はまだ浅い時期ですが、

皆様いかがお過ごしでしょか?

まだまだ寒暖定まらぬ時期ですので、

くれぐれもご自愛くださいませ。

季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。

本日は、肺炎球菌についてのお話をさせて頂きます。

肺炎球菌


【肺炎球菌感染症とは?】

肺炎球菌感染症とは、

肺炎レンサ球菌という細菌によって

引き起こされる病気です。

この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、

唾液などを通じて飛沫感染します。

日本人の約3~5%の高齢者では

鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。

肺炎球菌に感染することで肺炎だけではなく、

中耳炎や副鼻腔炎も発症することがある病気で、

脊髄にまで感染が広がった場合は脊髄炎、

菌が血液を通して全身へと広がった場合は

敗血症を起こすなど重症化する可能性があります。

【感染経路は?】

感染者のくしゃみや咳などの飛沫を、

直接吸い込むことで感染する飛沫感染により

感染が広がります。


咳


【症状は?】

発熱や全身のだるさ、

悪寒、呼吸が苦しいなどの症状が急に現れます。

肺炎球菌の感染が体の他の部位へ広がったときには、

鼻や耳から匂いのある膿が出る場合があります。

また髄膜炎や敗血症などを引き起こしている場合は、

ぐったりしていたり、意識がなかったり、

けいれんが起きることがあります。

肺炎球菌は喉や鼻の粘膜に存在している細菌ですが、

健康な人は無症状なことが多く、

免疫力が弱い乳幼児や高齢者、

成人でも免疫力が低下している場合は注意が必要です。

そのため、先日ご紹介しました

肺炎球菌ワクチン接種での予防が

重要となってきます。


注射



肺炎球菌ワクチン接種を希望される方は

まずは当院へご相談ください。

また、症状がある場合は早めの受診をお勧めします。
13:00:35 | 未分類 | page top↑
睡眠で免疫力アップ
2023 / 02 / 24 ( Fri )



3月に入り厳しかった寒さも徐々に和らいで

くる季節ですね。

「春眠暁を覚えず」と言う言葉があるくらい

過ごしやすい気候が近づいて来ていますが

実際のみなさんの睡眠はいかがでしょうか?

年度末によるお仕事の忙しさや新しい生活への

準備など考えることも多くなってくる時期でもあります。

睡眠の役割は、単に疲労の回復だけではありません。

質の高い睡眠をとることで、免疫力のUPも期待できます。


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《睡眠の質を高めるポイント》
●寝具は基本的に保温性・吸湿性・放湿性に

優れたものを選び、掛けふとんは身体に合う

軽いもの、敷きふとんは適度に硬いものが良い

●寝室内の温度は一般的に15〜24℃程度で、

夏は25〜28℃程度、冬は10〜20℃程度。

湿度は一年を通して50〜60%

●就寝時はできるだけ静かな環境が望ましく、

不安になる場合は音楽を少音量でかけると良いが

人の声がするものはNG

●就寝前1時間は寝室内を暗くすると良い。

逆に朝はカーテンを開けて明るくし、

光をたくさん浴びると体内時計が整う

●ベッドでは眠ること以外をしない

ベッドに入ってから何かをしてしまうと、

脳が覚醒しやすくなってしまいます。

ベッドに入ったら横になって目を瞑る。

そうすることで、心身がベッドに入る=

睡眠を取ると認識し眠りやすくなります。


睡眠の質を向上させて環境や気候の変化に

負けない体づくりをしましょう。

12:37:26 | 未分類 | page top↑
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