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冬の脱水症
2019 / 12 / 06 ( Fri )

例年に比べると11月は暖かい日が多かった様に

感じますが12月に入ると日に日に冬らしくなって

きましたね。

皆さん、インフルエンザや風邪の予防に

努めてください。


さて、タイトルを見て冬に脱水?と

思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし皆さん、夏場の水分補給に比べて

最近はいかがですか?

暑い時期より水分を摂る量が減っている方が

多いのではないでしょうか?

夏に比べて冬は汗をかかないから

大丈夫‼︎なんて事はありません。

汗の量が減った分、尿や不感蒸泄

(乾燥した環境では、皮膚や粘膜、

あるいは呼気から、特に自覚がないまま

水分が失われる)が増えるので冬場でも

水分補給が大切です。


gazou.jpeg



風邪対策として手洗いうがいと

よく言われますが、それにに加えて

「水分補給」も大事な予防策のひとつです。

風邪やインフルエンザの原因となる

ウイルスは、乾燥した状態で活発に

活動します。

反対に湿度50%以上になると活動が

急激に低下します。水分補給は喉や

鼻の粘膜をうるおしてウイルスの侵入を

防ぐと同時に、侵入したウイルスを痰や

鼻水によって体外に排出する作用を助けます。


また水分摂取が少ないと、血液の粘度が

上がり、いわゆる「ドロドロ」の状態となります。

ドロドロ血液によって血管が詰まりやすくなり、

結果として脳卒中や心筋梗塞を引き起こす

可能性が高くなります。

他にも就寝中や明け方によく腓返りが起きる

という方も水分不足やミネラルのバランスが

崩れているからかもしれません。

お風呂に入る前、上がった後、就寝前、

起床時の水分補給も大切です。


日常的な脱水予防としては飲料水をこまめに

摂る、今の時期なら緑茶に含まれるカテキンや

ココアに含まれるポリフェノールなどが

殺菌効果もありいいかもしれません。

また、大量に汗をかいたときなど水分の

排出が多い場合は、水分と共に電解質も

排出されてしまうので、電解質や糖分を含む

スポーツドリンクが適しています。

そして、冬場に多い感染性胃腸炎による

嘔吐や下痢、大量の発汗などで脱水症に

なってしまった場合には、水分の吸収速度が

高い経口補水液が有用です。



keikouhosuieki.jpeg



特に小児と高齢者は脱水症のリスクが高い為、

嘔吐や下痢の症状があらわれたら速やかに

経口補水液を少量ずつゆっくりと補給

することが重要です。


年末、こまめな水分補給で体調管理をしましょう。




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14:00:08 | 未分類 | page top↑
ノロウイルスについて
2019 / 12 / 13 ( Fri )
寒気が厳しくなってきた上に、慌ただしい師走となりましたが

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今回もこの時期の感染症についてお話します。

11月、12月はインフルエンザウイルスの他に、

ノロウイルス感染に注意が必要です。



感染経路は、

二枚貝(カキ・アサリ・シジミ・ホタテなど)を生、

あるいは十分に加熱せずに摂取した場合。

また、ノロウイルスに感染した患者の便や吐物からの飛沫感染や

人の手から介する場合です。


症状は、

嘔気・嘔吐・下痢・腹痛があります

潜伏期間は

12~48時間で2日間程度の経過で回復へ向かいます

しかし、胃腸炎の症状が消失した後も、

便の中に2~3週間程度ウイルスが排出されます

また、無症状感染といって感染しても何ら症状がみられない場合でも、

ウイルスを排出することがあります。


ノロウイルスの特徴として、感染力が非常に強く、

アルコール消毒剤や熱に対する抵抗があります


つまり、感染を予防するには、流水で泡石鹸での手洗いが重要です!

(以前のブログに手洗いについて掲載しておりますので、参考にして下さい!)


治療は、

有効な抗ウイルス剤が無い為、対症療法が行われます

酷い嘔吐・下痢による脱水症状を回復する為に、

経口補水液やスポーツドリンクなどを積極的に飲みましょう!


症状がひどい場合は、点滴が必要となります。

胃腸症状が出た場合は、早めに受診することをおすすめします。
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