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魚介類の寄生虫による食中毒「アニサキス症」
2020 / 01 / 17 ( Fri )
松納も過ぎてようやく正月気分が抜ける頃ですが

皆様いかがお過ごしでしょうか

正月でお刺身やお寿司を食する機会も多かったと思われますが

胃腸の調子は大丈夫でしたか?

今回は、生の魚介類に寄生する「アニサキス」による食中毒について

お話したいと思います。

ここ数年、アニサキスがノロウイルス、カンピロバクターに次ぐ第3位の

食中毒の原因物質になっています(厚生労働省統計)

アニサキス症は、12月~3月の寒季に多いと言われていましたが

近年の発生状況を見ると、通年発生しているようです

アニサキスは、サバやサケ、サンマ・アジ・イワシ・イカに寄生する

線虫(細長い虫)です。

最も多いのがサバです。

長さ2~3cm、幅0.5~1mmぐらいで、白色の少し太いいとのように見えます。

アニサキスの幼虫が規制している生鮮魚介類を生(不十分な冷凍又は、不加熱)

で食べることでアニサキス幼虫が胃壁や腸壁に刺入して

食中毒を引き起こします。

<症状>

・急性胃アニサキス症・・・食後数時間後から十数時間後、みぞおちに激しい痛み
                
                嘔気・嘔吐を生じます。一定の間隔をおいて痛みが起こったり
                
                止んだりします

・急性腸アニサキス症・・・食後数十時間後から数日後に激しい腹痛が起こります
                
                腸がむくむと腸閉塞を起こし、嘔気・嘔吐・下痢をきたします

多くは、急性胃アニサキス症です。

<予防法>

・食べる時は、良く噛みましょう

・新鮮な魚を選んで購入しましょう

・内臓を生で食べないようにしましょう

・目視で確認してアニサキス幼虫を除去してください

・冷凍してください(-20℃で24時間以上で死滅)

・加熱してください(70℃以上か60℃なら1分で死滅)


急性胃アニサキス症においては、胃内視鏡(胃カメラ)でアニサキスを除去可能です。

帰宅される頃には症状は治まります。

当院においては、毎日、胃内視鏡検査を行っており

症状によって即日検査も可能です。

生の魚介類を食べた後に症状が出た場合は

早めの受診をおすすめします
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